臨床心理室

臨床心理室

臨床心理室には、「臨床心理士」及び「公認心理師」の資格を持つ常勤職員が4名在籍しています。

  • 「臨床心理士」とは、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定する資格です。
  • 「公認心理師」は、平成29年9月15日に施行された公認心理師法を根拠とする、心理職の国家資格です。

当院の臨床心理室では、医師の指示の下、幼児期から高齢者まで幅広い年代の方々を対象に、多岐に渡る活動を行っております。
患者さんお一人お一人に寄り添い、臨床心理学的側面からの支援を行っております。

 

業務内容

心理相談室

心理面接

主に入院中の患者さんやそのご家族さまを対象に心理的サポートを行っております。治療やリハビリを受ける中で、病気や障害に対する不安・入院生活の長期化によるストレスなど、様々な心の反応が生じてきます。

そのような心の反応に対して、心理面接を通して問題解決の糸口を見つけられるようサポートしています。また、認知症の患者さんに対してはQOLの向上を目的として、回想法や表現療法等を行っております。

外来患者さんへの心理面接は、小児リハビリテーションの患者さんのみ対象とさせていただいています。お子様自身の情緒の安定・成長だけでなく、保護者の方々に対しても、お子様の特性の理解や対応方法の助言、心理面の支援を目的に介入を行っています。

*外来患者さんの心理面接は自費診療となります


心理検査

成人の患者さんに対しては認知機能検査(HDS-R、MMSE等)やうつ状態の評価等を実施しています。小児リハビリテーションの患者さんに対しては知能・発達検査や発達障害の評価等を行っています。


職員のメンタルヘルス支援

よりよい医療を提供できる環境を整えることを目的として、職員を対象としたメンタルヘルス支援を行っております。


地域支援

必要に応じて学校や保育園等関係機関と連携し、情報提供や環境調整を行っています。

 

お気軽にご利用ください

治療やリハビリを受ける中で、不安や辛さなど様々な心の反応が生じることはごく自然なことです。また、ご家族さまも患者さんのサポートや今後の治療・介護への不安を感じておられることがあります。気分の落ち込み、心配事や不安、辛い気持ち等があれば、お気軽にご利用ください。ご利用に際しては医師の指示が必要ですが、まずはお近くのスタッフへお声掛けいただければと思います。

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